福岡修学旅行ナビ

福岡の修学旅行

福岡市の魅力

交通アクセス・交通ネットワーク

福岡は空港に地下鉄が直結しており、都心部まで10分と世界的にもアクセスに優れた都市です。福岡空港から地下鉄で博多駅へ5分、天神へ11分と都心部へわずか10分程度で到着。主要都市部分もほとんど20分以内で移動できるコンパクトシティです。修学旅行でのグループワークでも複雑な乗り換え等がなく移動も安心です。
地下鉄や西鉄バスの一日乗車券を利用すれば市内を周遊できます。

一日乗車券等のお得な交通チケットはこちら

https://yokanavi.com/ticket-information/

各交通機関のご案内

地下鉄

福岡市営地下鉄:https://subway.city.fukuoka.lg.jp/

バス

西鉄バス:http://www.nishitetsu.jp/

電車

JR九州:http://www.jrkyushu.co.jp/#

西鉄電車:http://www.nishitetsu.jp/

九州からのアクセス

JR九州の特急や高速道路で九州各地へアクセスも大変便利です。
九州新幹線、「博多駅~鹿児島中央駅」が約1時間20分。


人・モノ・情報の集積

現在、福岡市の推計人口はおよそ162万人(2021年6月末現在)、2020年に初めて160万人を超え、年代別では、若年層が多いと言われています。その理由としては、福岡市には、人口10万人あたりの学校数(大学・大学院、短大、高専、専修学校)が、全国21大都市(政令市と東京23区)の中で一番多いことから(「大都市比較統計年表/平成29年」より)、若者を中心に福岡へ人が集まってきています。
また、一度、福岡に住むとその住みやすさから、その後も長く住み続ける傾向にあり、「市政に対する意識調査(令和2年度)」では、市民10人中9人以上の割合で「福岡市のことが好き・住みやすい・住み続けたい」と回答しています。
そして福岡市の産業は、第3次産業(小売・サービス業)が全体の9割を占めており、その従業員数も年々増加しています。
観光面では、アジアのゲートウェイである福岡市は、観光客数も増加傾向にあり、特に、韓国や中国、香港、台湾、最近ではタイからの外国人観光客の数も増加してきました。
このように多くの人が集まってくる「福岡市」の魅力の中でも、一番は、鮮度と味のクオリティが自慢の「食」。世界の主要都市・食の都、パリやミラノ、台湾に匹敵するほどバラエティに富んだ多くのレストランがあり、自然の恵みや、豊な食の宝庫といえます。
また、「博多港」はアジア・北米などの国際物流拠点としても成長を続けており、「福岡空港」は、乗降客数だけでなく航空機の発着回数も、羽田・成田・関西空港に次いで国内第4位となるなど、福岡市は多くのモノ・人・情報が集まる都市となっています。


最先端テクノロジー

福岡を拠点に情報関連産業が、次世代のリーディング産業としての発展を目指し、1995年、公益財団法人九州先端科学技術研究所(ISIT)が設立されました。ここでは、産学官連携プロジェクト「福岡市IoTコンソーシアム」の構築などさまざまな取り組みが行われてきました。
これからの日本は、人口減少、高齢化、少子化などによる労働力不足、災害時におけるエネルギーや通信の問題、環境問題など、様々な社会問題に直面しています。今後、福岡市も例外ではなく、これらの様々な課題や問題を解決し持続的に発展していく必要があります。そのためには、先進的な技術や画期的なアイデア、AIやロボットによる自動化など、快適で質の高いライフスタイルと都市空間を創出、未来に誇れるモデル都市「福岡市」のまちづくりには、最先端テクノロジーが必要不可欠です。
福岡市では、これら最先端テクノロジーの革新として「FUKUOKA Smart EAST」を掲げ、天神や博多駅などの都心にもほど近い、50haという広大な九州大学の跡地「箱崎エリア(福岡市東区)」を、イノベーションを生み出す新たな拠点(まち)とする「スマートシティ」の取り組みを進めています。

FUKUOKA Smart EAST

https://smartcity.fukuoka.jp/

また福岡市では、2018年より「キャッシュレスに関する実証実験プロジェクト」を一部の公共施設において行っており、2019年4月からは「QRコード決済」サービスを本格的に導入。住民票の写しなどの証明書の発行手数料などの支払いに、電子決済が利用できるなど、スマート行政を推進しています。


スタートアップシティ

福岡市は2014年に「グローバル創業・雇用創出特区」として指定され、国による規制緩和と福岡市独自の施策を組み合わせて、総合支援や雇用創出などの取り組みを行っています。
その拠点となる施設「fgn. (Fukuoka Growth Next)」内には、起業準備や相談ができる空間としてスタートアップカフェがあります。起業の裾野を広げ、幅広い年齢や国籍の方など、多種多様な方々が集い、新しい価値を生み出すプラットホームとして創業を志す方を応援しています。

Fukuoka Growth Next

https://growth-next.com/


自然が近い

福岡市は、充実した都市機能に加えて、海や山、豊かな自然が身近にある、そんなコンパクトさも大きな魅力の1つです。
福岡市の東部には、青く美しい海に囲まれた志賀島があり、国宝の「金印」が出土したことで有名です。また海の中道にはイルカショーなどが観覧できる水族館「マリンワールド海の中道」があります。西部には夕日が美しい海岸線やフォトスポット、おしゃれなショップ等が集まる北崎エリアがあり、週末には癒しを求めて市内外から多くの方が訪れます。また、南部の油山には、キャンプ場や牧場があり、さまざまアウトドア体験や牛の搾乳体験、乗馬体験などができます。
空港から都心部まで地下鉄で5分~10分、また都心部から自然豊かな場所まで30分~1時間。移動時間が短いので一日で様々な体験ができるのもコンパクトシティならではです。

「Fukuoka East&West coast」の取り組みについて


食文化

福岡市は、北は玄界灘に臨み、南には広大な福岡平野をひかえ、海の幸・山の幸が豊富にとれ、それらが陸路水路を通じ行き交い、新鮮な食材が毎日手に入る都市であったため、古くから季節感を大切にした食の暮らしを営み、豊かな食文化を築いてきました。

また、全国的には、あまり知られていませんが、福岡市博多区にある、「承天寺」(じょうてんじ)を開いたお坊さん・聖一国師(しょういちこくし)は仁治2年(1241)に中国から帰国した際に、製粉の技術を持ち帰り、「うどん・蕎麦(そば)・饅頭(まんじゅう)」などの粉物食文化が日本全国に広まっていったことから、これらの発祥とも言われています。

福岡の伝統的な食文化として、多くの郷土料理が生まれ、新鮮な食材が手にはいるからこそ食される料理も多くあります。

シロウオ

シロウオは室見川(福岡市西区)でとれる体長約5cmの海水魚。2月上旬から4月下旬に産卵のために海から川へ遡上してくるのをヤナ仕掛けでとる。シロウオのヤナ漁は江戸時代から行われ、現在も同じ漁法で行われている。料理法はおどり食いが代表的。他にも卵とじ、茶碗蒸し、吸い物、天ぷら、混ぜご飯などとして食べる。シロウオは、川の汚染や底質の泥質化に弱く、伏流水のある砂泥質のきれいな川でないと産卵しない。

あぶってかも

スズメダイに藻塩をして12時間程度置き、焼いたもの。スズメダイは南日本近海で生まれ、黒潮にのって北上する。明治後期、潮の加減でスズメダイの大群が筑前海沿岸に押し寄せた。処分に困まり、とりあえず塩をして持ち帰り、火にあぶって食べたのが始まり。

おきゅうと

おきゅうとの原料は、エゴノリという紅藻。筑前沿岸から山口県沖、佐渡、能登半島と日本海沿いの水深3から4mの海底に生え、初夏にとれる。乾燥したエゴノリを水に戻して洗い、熱湯で煮詰め、溶けたものを冷やし固めたものがおきゅうとである。短冊にきったおきゅうとに、削り節と醤油、酢醤油などをかけて食べる。

ゴマザバ(サバのゴマ醤油)

マサバやゴマサバの刺身にゴマをあえたもの。醤油にワサビを混ぜ、好みでカボスなど柑橘類を落として食べる。2種のサバは、季節的な南北回遊を繰り返し、対馬暖流の影響を受け九州沿岸で漁獲される。福岡市は漁港に恵まれた環境にあり、新鮮な魚が手にはいるため、鮮度の落ちやすいサバを刺身で食べることができる。

現在でも、玄界灘の海の幸をはじめとして、全国でも人気の高い、もつ鍋や博多ラーメンなど、多彩な食の魅力を備えています。


新しい街づくり

天神ビッグバン

福岡市の中心地区天神。今後、2024年までに30棟の民間ビルの建替えを誘導し新たな空間と雇用を創出します。第一弾再開発計画として、2021年10月には地上19階の商業施設「天神ビジネスセンター」がオープン。さらに2024年には「福岡ビル」も地上19階建てで完成予定です。「2024天神未来創造~天神ビックバン」により天神地区もますます憩いと賑わいのある新たな街づくりを加速します。

福岡市地下鉄の延伸

「櫛田神社前駅」

※2023年3月の開業を目指して、福岡市地下鉄の七隈線延伸事業を進めています。

【新駅の名称由来】
櫛田神社は、博多の総鎮守で“お櫛田さん”の愛称で、市民に 広く親しまれているほか、毎年奉納されている 「博多祇園山笠」は、ユネスコ無形文化遺産に 登録されているなど、観光客をはじめ、多くの 来街者が訪れる場所です。駅の名称とすることで、利用者の利便性向上と地下鉄の利用促進に繋がることを期待して名付けられました。


国際交流都市「FUKUOKA」

福岡市は、地理的にも、歴史的にもアジアとの深いつながりの中で育まれた国際交流が盛んな都市です。現在、約37,000人の外国人が暮らしており、福岡市人口の2.4%に相当します。データでみると、外国人の過去5年間の増減率は42.6%で全国1位!
国連ハビタットから「コンパクトで暮らしやすいまちづくり」世界26都市に選ばれました(日本では福岡市のみ)。その他、福岡市に関するたくさんのデータを紹介していますので、ぜひ下記をご覧ください。

FUKUOKA FACT「世界の中の福岡」

http://facts.city.fukuoka.lg.jp/tag/6/

また、福岡市は世界の8都市と姉妹都市の関係を築いています。高校生の相互派遣や、ラグビーチームや姉妹校などの青少年の交流などをおこない、文化やスポーツなどさまざまな分野で交流しています。


福岡市のSDGsの取り組みについて

福岡市は、「福岡市総合計画」に基づき、経済的な成長と安全・安心で質の高い暮らしのバランスが取れたコンパクトで持続可能な都市づくりを進めることにより、SDGsの達成に取り組んでいます。
また、上下水道や環境の分野など市の強みを生かしながら、国連ハビタット福岡本部との連携やアジア太平洋都市サミットなどを通じて、アジア諸都市のSDGsの達成にも貢献しています。

※SDGs対応の体験学習プログラムはこちらから検索できます。